繁盛店をつくるためには?
繁盛店の作り方
店舗運営をするからにはもちろん繁盛店というものが一つのゴールであることは間違いありません。とはいえ繁盛店とはどのようなものを指すのか、それはつまり利益が出ているということです。
では、お店の利益は具体的にどのように算出するのかということを以下の式で求めることができます。
「利益= 売上 - 経費」
売り上げを増加させるか経費を削減することができれば最終的な利益のアップをすることができます。次からは売り上げの仕組みについて詳しく見ていきたいと思います。
売上の面
売上高とは、以下の数式で表すことができます。
「売上高= 客数 × 客単価」
分解すると、売り上げを上げる方法は客数を増加させる・客単価を増加させるの2つになります。
ラーメン屋の場合・・・
客単価:500円
客数:100人
であれば「500×100」で50,000円の売り上げになります。
また、上記の数式は、次のようにも書き換えることができます。
「売上高=(客席数×客席回転率)× 客単価」
*客席回転数=来店客数÷総客席数
ここで新たに出てきたのが客席回転率です。
集客ができていない店舗→まずきてもらう取り組みが必要
行列ができる店舗→回転数を上げる取り組みが必要
費用の面
ここでは発生する費用についてみてみます。
イニシャルコストとランニングコスト
イニシャルコスト:初期投資費用のことで、建物の塗装・調理器具・などさまざまな物がこれに該当します。
ランニングコスト:店舗運営が始まった際に必要な費用のことで、材料費・人件費・家賃などが該当します。
それぞれの内訳
売上原価:商品を仕入れるとき、もしくは製造するときにかかる費用のことです。
販売管理費:販売管理費に該当するものは、役員の給与・広告宣伝費・地代家賃・水道光熱費など、売上原価とは異なり、売上には直接的には対応しないものになります。
営業外費用:支払利息・割引料・社債利息・貸倒償却・有価証券売却損・雑支出など、企業の財務活動から生じる費用です。
固定費と変動費
固定費:必ず発生する費用のことです。土地代や給与が該当します。
変動費:売上高に比例して発生する費用です。 仕入れた商品などが代表的な例です。
分類分けの面では固定費と変動費重要です!